ウルワツやブキット方面のわき道や田舎の山に行くと、綿の木が生えています。
初めて綿が木に実っているのを見た時は大変感動しましたが、今でもバリでは
至る所で見ることができる風景です。
現在バリ島で育つ綿は2種類あります。
こちらの茶色い方は、元々バリに自生していたもの。
そしてこちらの白い方が、インドネシアの日本統治時代に日本軍が持ち込んだもの。
それまでは原種の茶色い綿しか自生していなかったのですが、この綿は少し小ぶりで
一度の収穫量が少ないため、日本軍が日本から持ち込んだ種を植えるようにと指示し、
その後はほぼ日本種の綿が育てられるようになったそうです。