バリ島に自生しているハーブはたくさんありますが、川べりや山、民家の庭などあちこちで
見かけるのが「ツボ草」、セリ科の多年草です。インドでは「ブラフミー」と呼ばれ、
アーユルヴェーダの薬草の中でも最高の薬草で、脳や目の機能を活性化されると
言われています。そして中国では皮膚病やガンなどに効能があり、血液を浄化し免疫力を
高めると言われています。
普段観光地にいるとなかなか目につかないものですが、ちょっと目をやると、
バリでも身近なところで見つけることができます。
バリでは主に記憶力の向上や美肌に良いとされ、煎じてお茶にしたり、ボディ・スクラブ
として女性が使ったりするのが一般的です。
スリランカやインドでは生のままでサラダにして食したりもするのですが、実際に生で
食べるとセリのような、パセリのような少し苦味がある味わい。
バリ旅行中にツボ草を見かけたら、少し摘んで、健康に、美容に、試してみては
いかがでしょうか。