バリ島には、クボ・イワという巨人の伝説が残っています。
爪先でひっかいて一晩で作ったといわれる遺跡や丘のくぼみ、
尻餅をついてできた湖など、たくさんの伝説が語り継がれています。
そんなクボ・イワの足跡が残ると言われる遺跡「ゴア・ガルボ」が
ペジェンの山奥にひっそりと残っています。
寺院の奥を進んでいくと、眼下に遺跡が見えてきます。
サカ暦1116年頃ジャヤ・パングス王の時代に造られたと言われています。
一番下から見た様子。苔むした岩肌が歴史の深さを物語っているようです。
さらにその先には3つの瞑想用の洞窟が。その昔僧侶がこの洞窟で
瞑想や修行を行ったそうです。
洞窟の上に書かれた文字には「神聖」という意味が。
ひっそりと人里離れた山あいにある巨人クボ・イワの遺跡。なぜこの土地に
遺跡が造られたのか。その昔この地ではどのようなことが行われていたのか。
ミステリアスで神聖な空気の流れるゴア・ガルボ。ウブド観光の際に
立ち寄れるロケーションです。是非ご覧ください。