先日サヌールで高僧プンデタになる儀式が行われました。
儀式の前日に、今後聖職者として新しい人生を送るご夫婦は一旦今生を終わらせます。
いくつかの儀式の後に室内に入り、そこで象徴的に死んだこととなり、翌日までその中で
横たわります。
そして儀式当日、まずは体を浄化してから、髪を高僧独特の結び方にし、真っ白な衣装を
身に着けます。これは家族親戚一同、そして村の人々にとっても大変重要な儀式で、
踊りやガムランなども興じられます。
儀式を執り行うのはナベと呼ばれるこれまで師事してきた高僧の先生。
先生の足を舐めたり、頭を踏まれたりというものも含まれます。
この儀式を一目見ようとそれはたくさんの人が集まっていました。
こうやって誕生した新しい高僧は今後も修行を積み、しばらくしてからバリの儀式を執り行うことに
なります。