バリ舞踊以外にも、バリには大衆芸能がいろいろとあります。
その一つが「ゲンジェッ」と言われる酒飲み歌です。
一日の仕事が終わり、男性が集まりながらお酒を飲んでいると、
自然と誰かがリズムを取り始め、ゲンジェッがスタートします。
「ポン、ポン、ポン」と合いの手を入れながら、踊ったり、歌ったり。
テンポもどんどん上がっていき、激しくなっていきます。
これを楽しみながら、お酒もどんどん進み、みんないい気分。
女性がゲンジェッの輪に入ることはありませんが、イブイブも子供たちも、
みんな楽しそうに眺めています。
夜、バリ島内の観光からホテルへ戻る際に、現地の人が集まっているのを見たら、
それがゲンジェッかもしれません!
以前、友人の家でお祝いごと(名目は忘れました)があり、招待されたときに、バビグリンをごちそうになったあと、車座に座り、歌を歌いました。あれがゲンジェツだったのですね。
歌に参加するよう促されたので、見よう見まねで、歌いました。
発音がでたらめでしたが、のりがよかったせいか、皆に大うけでした。
まあ、日本の酒呑みの場の習慣と同じだと思いました。
ゲンジェッを体験済みなんですね。 やっぱり外国人はそこへ参加するだけど、こちらの人は喜んだのではないでしょうか!