昨年12月にバリ島を会場にして行われた染色のエキシビジョン。インドネシア各地に織物やバティックの草木染文化が今でも残っていますが、化学染料の導入によって草木染の文化が消えてしまったエリアもたくさんあるそうです。
バリもトゥンガナンなどの一部の場所を除いてその中の一つに数えられ、昔ながらの自然染料を使った染色を
復活させようといろいろな活動が行われ、今徐々に草木染に再び注目が集まってきています。
草木染の占領となる植物や木は、バリの至る所に生息しています。
染料として使うだけではなく、食べたり薬になるものが多いのも興味深いところです。
化学染料を日常的に使っているエリアに行って、草木染の再指導を行ったりと、地道な作業が行われています。
この優しい色合いにホッとしますね。その土地土地の植物を使って染められる布は特別なもの。
是非今後もいろんな作品を見ることができるといいですね。