先日バンリでバロン・ランドゥン・ムソラーが行われると聞いて出かけてきました。
ムソラーとは踊るという意味で、ご神体であるバロン・ランドゥンが下りていらして踊りを舞う儀式だそうです。
バロンやランダなどのムソラーもありますが、特にバンリは場所柄バロン・ランドゥンのムソラーが多いそうです。
寺院についた時にはすでにバロン・ランドゥンのムソラーが始まっていました。
そしてその後はいくつかの奉納舞踊へ続きます。
バリの人々が大好きなコメディー風劇も始まりました。外国人の私は笑いについていけませんが…。
その後トランス状態に入った僧侶の奥様がご神託を告げながら寺院内を回ります。
僧侶が次々にトランスに入り、異様な空気に包まれます。
トランスが終わり、僧侶たちが元の状態に戻ったところで皆で祈りを捧げ、バロン・ランドゥン・ムソラーは
終わりました。
普段は日本とさほど変わらない生活をバリで送っていますが、同じ時間に別の場所でこんな儀式が
行われているんだなぁと思うと、なんとも奥が深いというか、不思議な感じがします。
今年もまた儀式のお誘いがあれば出かけていき、皆さんにもいろいろご紹介できればと思っています。