パンダンの葉の束で叩き合うムカレカレ(ムゲレッ・パンダン)はバリ島東部にあるバリ島先住民、
バリ・アガの村として知られるトゥンガナン・プグリンシンガンの儀式として有名ですが、
実は隣の村であるトゥンガナン・ダウー・トゥカッドでも行われているのです。
トゥンガナン・プグリンシンガンと同じく、ムカレカレの日は村中が熱気で包まれます。
順番待ちの男性たちの顔も、すでに真剣!
ガムランの演奏と共に、ムカレカレが始まると興奮はピークに!観客も皆大興奮です。
中にはテンションが上がりすぎて、転んだり落っこちそうになったりする場面も。
体はパンダンの葉で傷だらけ。それでも晴れやかな顔をしている男性たち。その表情を見ていると、
彼らにとってどれだけこの儀式が大切なものなのか、よく伝わってきます。