バリでは儀式の際に古銭が使われます。お供え物の中に入っていたり装飾に使ったりと、バリ・ヒンドゥー教の
儀式では欠かせないものなのですが、ピス・ボロンをコレクションしている人もなかにはいるようです。
クルンクンのカマサン・エリアに工房がいくつかあり、現在ピス・ボロンは主にこのエリアで作られています。
こちらがピス・ボロン。
それぞれに異なった意味があり、いろいろなデザインのものがあります。
こうやって5種類の金属を鋳型に流し込みます。
それを何回も研磨して仕上げます。
こんな風に仏像になったものもあります。
また、お守りとして身に着ける人もいますが、ピス・ボロンを使うためにはまずは儀式を行いそこに
パワーを入れてからではないと効果がないそうです。