先週バリはサカ暦の新年ニュピを迎えました。ニュピというのは静寂の日という意味があり、元旦に当たる
ニュピの日の前日は島中で浄化の儀式が執り行われ、浄化された状態で新年を迎えます。ニュピの日は
静寂の日という名の通り、外出や火の使用は禁止され、自宅で心静かに瞑想を行ったりします。
ニュピ前日、村のあちこちにオゴオゴが現れました。これを担いで村を歩き回り、悪霊を追い払います。
オゴオゴは時間をかけて村の男性たちが作り上げるのですが、どれも立派!
みんなオゴオゴが大好きなので、他の村のものを見に行ったり、道端で通り過ぎるオゴオゴを眺めたり。
そうして迎えたニュピ当日。日蝕だったこともあり、朝はいつもと違った日の当たりでした。グラスで
太陽を見てみると、ちゃんと欠けた様子が見えました。
そして、ニュピのお楽しみは美しい星空!電気を使わない新月の夜の星の美しいこと、天の川や流れ星も
見えましたよ~。