今回は珍しい儀式のためにレンボンガン島を訪れました。サンヒャンという、憑依の儀式が10日近くの間に
20以上も奉納される貴重な儀式です。
竹のサンヒャンは、男性がポンポンと地面に打ち付けながら上下に動かします。
籐のサンヒャンは、まるで綱引きのように賑やかに。
馬のサンヒャン、サンヒャン・ジャランはトランス・ダンスでもお馴染みですが、
島のサンヒャン・ジャランはこんなに巨大!
そして箱者に乗せられたタイプのものは、道路を走り回り、持ち上げたり、投げつけたりと、
通常のサンヒャンでは見ることのできない光景でした!
サンヒャンは、村のネガティブなエネルギーを払うために行われますが、こんなにも豪快なサンヒャンは
なかなか他にはありません。所変われば儀式の行い方も異なるバリ。奥が深く興味深いと再確認する儀式でした。