ルマジャンからバスは一路マラン方面へ向かいます。
5~6時間かけてトロウランへ向かい、マジャパヒト王朝時代の沐浴場、チャンディ・ティクスへ。
チャンディとは寺院や霊廟などの遺跡を指し、ティクスとはネズミ。
直訳するとネズミ遺跡となりますが、これは発掘の際に遺跡からネズミがたくさんいたことから
付けられた名前で、実際考古学の定義からいうと、チャンディではなく沐浴場です。
こちらの塔を見ていくと、東ジャワのマジャパヒト王朝独特の遺跡だということが見て取れます。
沐浴場にはよく使われた蓮の花のモチーフも残っています。
こちらは半獣のモチーフ。
遺跡全体としては、この沐浴場は乳海撹拌がモチーフとして作られたそうです。
そうやって見てみると、はるか昔のロマンに胸が高まりますね。