先日デンパサールにてインドネシアの文化イベントがあり、参加してきました。
バリだけではなくジャワ島の伝統芸能なども披露され、なかなかない珍しい機会でとても面白かったです。
その中の一つがこちら、レオッグ。
この大きなお飾り、実はお面なんです。
ダンサーはステージに倒したお面に寝そべって頭にはめ込んで、起き上がります。
虎の顔と孔雀の羽で飾られたこのお面は60kgもあり、マスク内のバーを口で加えて踊ります。
踊る度にステージからは風が起きるほど激しく動き回ります。
元々は民衆の娯楽のための踊りだったそうなのですが、
呪術的なパワーもあると言われており、今でも貴重な踊りとして大切にされています。
バリではなかなか鑑賞する機会がありませんが、マス村のトペン・ミュージアムというマスク専用の美術館内で
レオッグのマスクを見ることができます。