旅行の際のお楽しみ、もう一つは各地の伝統的な布を見に行くこと。スンバワ島にももちろん伝統的な布はあります。ドライバーさんにお願いして、ビマの町で二か所案内してもらいました。
川沿いの集落では、各家で機織りがされているとのこと。フラフラと歩いていくと、道路から機織りをする
女性が見えました。
これはムスラインという、儀式やお祝い事の際に身に着ける布。金の糸がアクセントになった素敵なものでした。
川べりの涼しい場所で布を織る女性も。
もう一つの村では、ゴリという普段使いの布が織られていました。こちらはシンプルなストライプや格子模様の
モチーフです。
現在ではほとんどの布が化学染料で染色した糸で織られており、天然染料のものはないそうです。カラフルな色の
スンバワ島ならではの布、こうやって日々の生活の中で織られているんですね。