サヌール
サヌール(Sanur)はバリ島で最初に発展したビーチリゾートで、1930年代のオランダ統治時代の頃に、このエリアに別荘を建てる外国人が多くなり発展して来ました。
その中でも有名なので、ベルギー人の画家ル・メイヨール氏で、現在ではル・メイヨール博物館で彼の作品を見る事ができます。ングラライ国際空港からは車で約30分の場所に位置しています。
クタとは反対に島の東側に位置する為、遠くに見えるバリ島最高峰のアグン山と共に日の出が見られるビーチになっています。サヌールの北端の海沿いにあるインナ・グランド・バリ・ビーチホテル(現在は閉業)は、1966年に日本の戦後賠償金で建てられたホテルで、バリ島初の5つ星の高層ホテルでしたが、これが建って以降は椰子の木よりも高い建物は建ててはいけないという規則がバリでできました。
その後プラマビーチホテル(旧サヌールビーチホテル)やハイアットリージェンシー(旧バリハイアット)など、多くのホテルが建ち、高級リゾート地として発展しました。今ではヌサドゥアやジンバランなどに多くの高級ホテルが建ちましたが、落ち着いた雰囲気のリゾート地として、現在も多くのリピーターがサヌールを訪れています。
南北にはタンブリンガン通りという目抜き通りが走り、コンバクトながらも多くのレストランやお店が立ち並び、ゆったりと散歩している欧米人が多くいます。