静寂の日と呼ばれるバリ島サカ暦の新年・ニュピも明日となりました。
本来であれば今日は朝から大きな浄化の儀式が行われ、
日没後にはオゴオゴと呼ばれる悪霊を追い払うハリボテがバリ中を練り歩く賑やかな日なのですが、
今年はコロナ・ウイルスの影響で、大幅に規模を縮小して行われることとなりました。
ウブドのモンキーフォレスト通りの様子は、普段と異なり交通量が少なく、
閑散としています。
オゴオゴは、バリ・ヒンドゥー協会からコンテストのような大規模なものは行わず、
各村によって少人数で村のエリア内だけで行うかどうかを判断するように、とのことに。
ほとんどの村ではキャンセルするようです。
オゴオゴはシートを被せられたままになっている村も多くあります。
立派なオゴオゴは、状況が変わった後に改めてパレードを開催することを検討しているそうです。
今年はニュピの前から静かなバリですが、本来のニュピの趣旨である瞑想と祈りを心静かに行いたいと思います。
どうか皆様も健康でありますように。